051:2008/03/05号 北米放射線学会のご紹介RSNA2007】

北米放射線学会のご紹介【RSNA2007】

富士フイルムメディカル(株)
五十嵐 昭人

北米放射線学会(RSNA : http://www.rsna.org/)という大規模な放射線医学関係の学会が毎年11月末から約一週間、米国シカゴで開催されています。約6万人(この人数を収容する会場も桁違いにBig)の参加者が、教育セミナー・研究発表・医用機器展示見学などで、期間中に集中して勉学・情報収集を目的として集います。臨床に直結した発表がほとんどのため、臨床家(実際に診断・治療業務を実施している人)は、皆さん真剣そのものです。放射線診断学はレントゲン画像を基本として、CT・MRI・超音波・核医学など多様な「画像」を用いて診断する分野へと発展してきました。RSNAではここ数年、急速な医用画像の電子化によるinformation関係ブース、あるいは分子イメージングのブースなどが新設・増設され、「画像診断」研究分野の拡がりがみられます。医用画像の電子化は当然のことながら、画像工学を応用した臨床上有用な画像処理、CAD(Computer Aided Detection)などの開発につながることが期待されています。
RSNA2007テーマは「The Evolution of the Digital Age and Its Impact on Radiology's Future」でした。Teleradiologyの発達で画像診断が臨床検査のような一般サービス化し、Radiologistが画像診断を独占できず、Radiologist自信が「Commodization」過程のまっただ中にいることに対しての警鐘がなされていました。現代の医療現場の実情を課題化するスピードにも驚かされました。末尾にRSNA2007のHPを紹介いたします。
http://rsna2007.rsna.org/rsna2007/V2007/index.cvn