チュートリアル・ハンドブック
医用画像工学チュートリアルについて
医用画像工学は、イメージングにおける物理的・生理的側面から画像の再構成・解析・診断治療応用の数理的・システム的・臨床的側面までをカバーする学際的な学問領域です。また、イメージング物理だけをとってみても、X線、MR、超音波、光、核医学など多岐にわたっており、多様で幅広い内容を含んでいます。さらに、学問領域の広汎さに加え、技術的進歩・分野の拡大が急速であり、医用画像工学を体系的に勉強することは、ますます難しくなっています。
そのような状況の中で、羅列的な個々の手法の知識の習得ではなく、医用画像工学研究を本質的に推進するための基礎知識の習得を目指して、本チュートリアル講演会が企画されています。
なお、本学会から出版されている「医用画像工学ハンドブック」を予め勉強されていると、本講演の内容が、より理解し易くなりますので、是非、ご購入されることをお勧めいたします。
教育委員会